【特集】ば解説た腹減
た変「すき家行く時間でもないからコンビニかな」 *9 *10 *11
ば震た才
追記:た解説「すき家行く時間でもない」
*1:後半を平仮名にして、段々と脱力していく様を表すプロの表現方法。
*2:「食欲」という誰もが持つテーマで呟くことで、より共感を誘う効果がある。
*3:導入としては618点。読者は今後の動向を知るまでスマホが手放せなくなる事だろう。
*4:ここで「飯でも行くか」とでも言った瞬間に台無しである。すき家のワードを出すことによりテンポを損なわず、最低限の文字数で話題を進行させた
*5:ここで選択肢をすき家に意思を固めている事をアピールすることにより、「メニューも決めているだろう」というミスリードを誘う。
*6:叙述トリックでは片一方の存在感を強調することにより読者を否定する書き方も起こり得るが、ここでは文字の外で表現した事によって読者の好奇心を刺激する
*7:ここで自分でしか出せないこれバグ?のフレーズを用いてバグキャラという要素を読者の思考にチラつかせる
*8:起承転結の2段階に来ておきながら、次はまた1段階へ戻る。ループさせるタイミングを逃さないあたりが流石である
*9:先ほど振り出しに戻ると思いきやこのツイート。話が進んでいることを読者に知らせる
*10:ここで読者は2週目のループが1ツイートでカットされていることを知る。2回見た光景ともなると読者はそこで退屈するが、著者は最初の条件だけ提示して残りの展開を読者の想像に任せている。
*11:前後する飽きさせない展開と、分解して情報を渡す叙述性、それでいて話は確実に進んでいるあたり構成力のレベルが違う事が伺える
*12:すき家という消えた可能性の再提示、死んだ駒の再活躍をここで見せる
*13:読者はすき家の選択肢が無くなった事を知りながら、先ほどのミスリードで脳裏に浮かんだ事もあり納得感を得る。正統派選択肢の復活である